セミナー・講演会 Seminar and lecture
第21回 CEEシンポジウム with NEDO (2015年5月11日開催)
再生可能エネルギー時代の 電力需給の新たな調整資源を考える
主催: | 東京大学 エネルギー工学連携研究センター (CEE) |
共催: | 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) |
| 東京大学 先端電力エネルギー・環境技術教育研究センター(APET) |
| 東京大学 エネルギー・資源フロンティアセンター(FRCER) |
日時: |
2015年年5月11日(月)12:30〜17:50 (受付開始 12:00) |
場所: | 東京大学生産技術研究所 コンベンションホール(An棟2階) |
多くの方にご参加頂き、無事終了いたしました。
講演資料(PDF)を掲載しました。プログラム欄よりご参照いただけます。
趣旨:
3.11 の東日本大震災による原子力事故のエネルギー問題と2020 年以降の枠組みに向けた地球温暖化の対応のためエネルギーに関する議論がつづく中、2014 年4 月にエネルギー基本計画が決定され、現在、エネルギーミックスに関する議論が大詰めを迎えている。エネルギーは、あらゆる社会経済活動を支えるインフラであり、エネルギーの需給は、今日、明日から10年後、100年後など、あらゆる時点で持続可能であることが求められる。この実現のためには、持続可能性を構成する経済性、環境性、安全性・供給安定性(3E+S)を確保できる、実行可能なエネルギー需給の姿を考える必要がある。
CEEでは、4 月9 日に第20回CEEシンポ with 火原協「再生可能エネルギー時代の電力システムと火力発電を考える」1 を開催し、火力発電技術の今後の可能性について議論した。
本第21回CEEシンポ with NEDO では、国際エネルギー機関(IEA)が出版した”The Powerof Transformation” 2 (NEDO が翻訳版を作成し、本年4 月に公開3 )を紹介した上で、再生可能エネルギーの出力変動に対して火力発電の高度利用に次ぐ新たな需給調整の資源である、再生可能エネルギーの抑制・制御と、自動デマンドレスポンスによる需要の能動化について議論する。技術開発、設備形成・運用、制度整備など様々な分野からの講演およびパネルディスカッションを通して、新たな電力システムの進化を考え、前回の議論と併せ、電力需給、ひいてはエネルギー需給における持続可能性を実現するための新たな視点を整理する。
プログラム ・ 講演資料
各講演タイトルをクリックして、講演資料をご参照いただけます。
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