東京大学における研究紹介 CEE季刊誌 Newsletter 掲載内容より
バイオマス研究 バイオマス研究 所属別一覧へ
 バイオマスは、
  1.再生可能
  2.カーボンニュートラル
    (光合成で大気から取り入れる二酸化炭素量と燃焼時に排出する二酸化炭素量が釣り合う)
  3.貯 蔵性
  4.莫大な賦存量
 という他の資源にはない大きな特性を持っています。したがって、バイオマス資源のエネルギー利用は、化石資源由来のエネル ギーの代替につながり、地球温暖化防止に有効であるとともに、持続可能な循環型社会の形成に向けて重要な役割を担うことが期待されています。
 本学においても、各部局でバイオマス研究が行われています。今回CEEでは、本学におけるバイオマス研究の調査を行いましたので、紹介いたします。
太陽光発電の研究 太陽光発電の研究 所属別一覧へ
 再生可能エネルギー利用の中核を担うことが期待される太陽光発電システムは、地球温暖化抑制と化石資源の消費削減に資する一方 策として、近年その重要性が高まってきています。
 本学においては、次世代太陽電池の開発、生産プロセス、システムとしての性能評価など、 幅広くその研究が行われております。その内容をご紹介します。
燃料電池および二次電池・キャパシタの研究 燃料電池および二次電池・キャパシタの研究 所属別一覧へ
 実証段階にある固体高分子形燃料電池や固体酸化物形燃料電池、電気自動車やプラグインハイブリッド車など輸送部門で利用される二 次電池やキャパシタ、再生可能エネルギーの導入促進のための大容量電力貯蔵用二次電池など、次世代エネルギー技術において電池 技術は非常に重要になりつつあります。
 本学においても、これらの分野において幅広く研究が行われており、その内容をご紹介します。
エネルギー・環境問題のモデル分析 エネルギー・環境問題のモデル分析を行っている研究室 所属別一覧へ
 本学においてエネルギー・環境問題を対象にしたモデル分析を行っている研究室と研究概要をご紹介します。モデル分析には一般 的には数理計画やコンピュータシミュレーションなどのシステム工学的手法が応用されていますが、その背景ではそれぞれの独自の専門知に裏付けられた問題設定と数学的定式化が行われています。
建築・土木とエネルギー・環境に関する研究 建築・土木とエネルギー・環境に関する研究 所属別一覧へ
 本学の建築・土木系の研究室の中で、エネルギー・環境に関する研究を行っている研究室を紹介します。人間の暮らしと関連が深い建築・土木分野においては多くのエネルギーが使用されています。地球環境・地域環境に配慮した建物、都市づくりを目指して、シミュレーション、計測、実証実験にわたる広範囲な研究が行われています。
交通関連の研究 交通関連の研究 所属別一覧へ
 本学において、交通関連の研究を行っている研究室と研究内容をご紹介します。暮らしに密着した分野で、かつ、エネルギー消費量も多く、安全・安心、環境低負荷・低炭素社会、快適・健康を目標として、交通工学、車両工学、情報工学を柱とした、分野融合研究がおこなわれています。
資源関連の研究 交通関連の研究 所属別一覧へ
 本学における資源関連の研究室を紹介します。石油・天然ガス、メタンハイドレート、海底鉱物資源、レアアース・レアメタルなどの地球上の資源から宇宙資源に至る多様な資源の開発と同時に、CO2地中貯留や資源リサイクル、資源経済学といった環境や社会との関わりの観点からの研究が行われています。