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セミナー・講演会   Seminar and lecture

東京大学エネルギー・環境特別シンポジウム (2010年6月3日)

低炭素社会実現のための物質・エネルギー環
− 物質・エネルギー統合モデルの提案 −


主催:

東京大学エネルギー工学連携研究センター (CEE)
共催:東京大学先端電力エネルギー・環境技術教育研究センター (APET)
 東京大学エネルギー・資源フロンティアセンター (FRCER)
日時平成22年6月3日(木) 13:00〜17:00 (受付開始12:30)
会場東京大学生産技術研究所 コンベンションホール(An棟 2階)
 地球環境問題を解決するには、再生可能エネルギーや原子力などカーボンフリーのエネルギーの導入促進、省エネルギーおよび火力発電など避けられない二酸化炭素排出に対する二酸化炭素収集貯留(CCS)だけでは不十分であり、物質とエネルギーの生産と消費のあり様を見直し、エネルギー消費そのものを大幅に低減する必要がある。そのためには、これまでの物質は「生産と消費」、エネルギーは「供給と需要」とそれぞれ一方向性のものとして別個に考えられていた構造から脱却し、 物質とエネルギーを同時に捉え、生産?利用?再生という物質とエネルギーの循環構造を考えていくことが重要である。それを「物質・エネルギー環」として捉え、従来の「流」から「環」へと社会・産業構造を転換していくことが、循環型社会の構築であり、地球環境問題の解決につながるものと考えている。
 そこで、東京大学としては、英知を結集して、物質・エネルギー環を実現していくツールとして、エネルギーと物質を同時にバランスをとり、物質とエネルギーの消費をミニマムにしていくルートを弾き出す物質・エネルギー統合モデルの構築を目指す。本シンポジウムでは、この物質・エネルギー環プロジェクトにおける目標と課題を整理し、物質・エネルギー統合モデルの開発戦略について討議する。
プログラム
13:00-13:05開会の挨拶
生産技術研究所・所長  野城智也
13:05-13:20シンポジウム趣旨説明
エネルギー工学連携研究センター・センター長  堤 敦司
13:20-13:50物質・エネルギー統合解析の思想とその展開
地球環境産業技術研究機構・理事・研究所長  山地憲治
13:50-14:20素材の使用・循環から見たエネルギー問題
東北大学・教授、東京大学・客員教授  中村 崇
14:20-15:00CEE物質・エネルギー統合モデルの構築に向けて
−その特徴・課題・目標−
原子力国際専攻・教授  藤井康正
15:00-15:15休憩
15:15-17:00パネルディスカッション
(モデレーター 副センター長  金子祥三)
「地球環境問題の解決に向けた戦略立案ツールとしての物質・エネルギー統合モデルの役割と全体イメージ」
パネリストは講演者と
地球環境産業技術研究機構・システム研究グループリーダー  秋元圭吾
  国立環境研究所・研究員  芦名秀一
 
Copyright(c) Collaborative Research Center for Energy Engineering(CEE), The University of Tokyo