研究概要
 このたび平成27年9月1日付けで東京大学生産技術研究所エネルギー工学連携研究センターの特任教授に就任致しました小林由則です。 これまで長年にわたり産業界、特にもの造りの第一線でいろいろな新技術の研究開発に取り組んでまいりました。
 本研究室での主な研究テーマとしましては、化石燃料の高効率利用、エネルギー源の分散化、そして再生可能な自然エネルギーの合理的な活用、更にはこれらエネルギーのベストミックス等々に於いて、我が国のエネルギー・環境関連の問題に大きく寄与すると共に、合わせてこの成果を広く世界に発信して行くと言う、先端エネルギー変換工学寄付研究部門の設立目的に則り、産学連携の成果を最大限に上げて、地球環境の改善に取り組んで行きたいと思っております。
折しも世界経済が益々相互依存性を高めてゆく中で、国内の需要は飽和して久しく、今正に我が国の経済産業、なかでもエネルギー・環境事業は多くの課題を抱えておりますが、一刻も早く真に価値のある新しい需要に繋がる日本発の新技術の研究開発を加速するべく、これから様々な挑戦をして行きたいと考えます。
そこで本部門として
1. 先端エネルギー変換技術の研究開発
2. 産業界に貢献できる学生の育成と指導
3. 合理的で建設的なエネルギー政策への提言と貢献
の3つを重要な基本方針として取り組んでまいります。
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