東京大学における研究紹介 CEE季刊誌 Newsletter 掲載内容より

菊地研究室

菊地隆司准教授
工学系研究科 化学システム工学専攻

燃料電池の開発

固体高分子形燃料電池に関する研究

固体高分子形燃料電池用水素製造触媒材料の開発
固体高分子形燃料電池の燃料となる水素は、天然ガスや LPG、灯油、アルコールやジメチルエーテル(DME)といった燃料 の改質により製造される。本研究室では、複合酸化物を利用した、 高活性で高耐久性の改質触媒材料の開発と、改質ガスに含まれ るCOを除去する触媒材料の開発を行っている。Cuを含むスピネ ル酸化物を利用した、350℃以上でも安定性の高いDME改質用 の触媒材料や、COを選択的にメタン化して除去する触媒材料を 開発している。
図1
CEE Newsletter No.4(2009.4) 掲載内容