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セミナー・講演会   Seminar and lecture

第10回コプロダクションワークショップ (2011年2月24日)

エネルギー・物質の併産(コプロダクション)および
エクセルギー再生による
革新的省エネルギーと次世代産業基盤の構築


主催:東京大学エネルギー工学連携研究センター (CEE)
協賛:東京大学エネルギー・資源フロンティアセンター (FRCER)
 東京大学先端電力エネルギー・環境技術教育研究センター (APET)
日時2011年2月24日(木)13:00〜19:30 (受付開始時刻:12:30〜)
場所東京大学生産技術研究所 コンベンションホール(An棟2階)
 従来のエネルギー有効利用の原理であるエネルギーカスケーディングに代わる原理として、劣質化したエネルギーを再生させ循環利用する「エクセルギー再生」原理を提案し、エネルギー変換においてはエクセルギー再生エネルギー変換、熱エネルギー利用においては自己熱再生によって、革命的エネルギー有効利用が可能である。これに関して、以下のようなプロセス開発事例を紹介するとともに、エクセルギー再生原理に基づいた物質とエネルギーの併産(コプロダクション)体系について議論する。
プログラム
13:00-13:50エクセルギー再生原理とコプロダクション
 従来のエネルギー有効利用原理であったエネルギーカスケーディングに対して、エネルギー消費を理論的最小とできるエクセルギー再生原理について解説する。
東京大学エネルギー工学連携研究センター  堤 敦司
13:50-14:15超燃焼エクセルギー再生石炭ガス化による超高効率(89%)発電(S-IGFC)
 SOFCの排熱で石炭をエクセルギー再生ガス化させることで発電効率が89%を達成できる革新的クリーン・コール・テクノロジーを提案する。
東京大学エネルギー工学連携研究センター  堤 敦司
14:15-14:40革新的自己熱再生型CO2化学吸収分離技術
 CCSにおけるエネルギー消費は8割近くがCO2分離によるもので、CO2分離の省エネルギー化が課題である。従来、燃焼後CO2回収で4 GJ/t-CO2も要していたアミン法を自己熱再生化することで、1.5 GJ/t-CO2以下に引き下げられることを示す。
東京大学エネルギー工学連携研究センター  岸本 啓
14:40-15:05革新的バイオマス・褐炭乾燥技術
 バイオマスおよび石炭中には多くの水分が含まれており、この蒸発潜熱を回収する方法がなかったため、エネルギー有効利用が困難であった。これを完全に自己熱再生化させることで、従来の1/3以下までエネルギー消費を低減できる。
東京大学エネルギー工学連携研究センター  伏見千尋
15:05-15:25コーヒーブレイク
15:25-15:50自己熱再生分離技術
 精製・石化分野をはじめ多くの産業部門用いられている蒸留、PSA、膜分離など従来の分離技術を自己熱再生化させることにより、1/5〜1/20までエネルギー消費を引き下げられる。
東京大学エネルギー工学連携研究センター  苷蔗寂樹
15:50-16:15自己熱再生を用いた省エネルギー型バイオエタノール蒸留プロセス
 バイオエタノール製造で、エタノール蒸留プロセスにおけるエネルギー消費が全体の8割近くを占めるといわれている。ここではNEDOプロジェクトで行っている自己熱再生を用いた省エネルギー型バイオエタノール蒸留プロセス開発について概説する
新日鉄エンジニアリング  木内崇文
16:15-17:40パネルディスカッション
パネリスト
 ルネッサンスエナジー  岡田 治
 東京電力  陶 昇
 宇部興産  横田 守久
 産業総合技術研究所  赤井 誠
 川崎重工業  堤 香津雄
 東京大学エネルギー工学連携研究センター  堤 敦司、金子 祥三
17:40-17:50総括討論
ワークショップの様子
エネルギー工学連携研究センター長  
堤敦司 教授
エネルギー工学連携研究センター  
岸本 啓 特任研究員
エネルギー工学連携研究センター  
伏見 千尋 助教
エネルギー工学連携研究センター  
苷蔗 寂樹 特任助教
新日鉄エンジニアリング  木内 崇文 氏パネルディスカッション
 会場内の様子
 
Copyright(c) Collaborative Research Center for Energy Engineering(CEE), The University of Tokyo